フェリーターミナル

渡嘉敷島のフェリーターミナル。那覇からの高速船、フェリーが着く時間帯には阿波連ビーチ、とかしくビーチからの送迎バスも集まり活気づく。
フェリーターミナル自体はとても広々しており、シーズン中多くの観光客が来ても十分なキャパシティがあるだろう。お土産屋などはフェリーターミナル奥の旧ターミナルの中にある。

集団自決跡地

渡嘉敷島北部、「青年の家」の敷地内に位置する集団自決跡地。太平洋戦争中、この碑の裏側の谷間で315名の島民が悲惨な死を遂げたと言われる。

「親族縁故が車座になり1ケの手榴弾に2、30名が集まった瞬間不気味な炸裂音は谷間にこだまし清水の流れは寸時にして血の流れとかし老若男女315名の尊い命が失われ悲惨な死を遂げた」当時の悲劇を記す石碑より

白玉之塔

渡嘉敷島は太平洋戦争中の沖縄戦で多くの犠牲があった島のひとつ。米軍の侵攻に対して島北部に逃げ込んだ島民や日本兵はそこで集団自決に追い込まれたという悲惨な歴史がある。
この白玉之塔はその沖縄戦時に島内で亡くなった島民や日本兵を祭っている。島民が集団自決をしたと言われる3月28日には毎年慰霊祭が行われているとの話である。

とかしく海岸公園

とかしくビーチの隣にある緑の美しい公園。遊歩道や2階建ての展望台が設置されており、この展望台から眺めるとかしくビーチはまるでポストカードの写真を見ているように美しい。
またこの展望台にはベンチも設置されており、のんびり読書をする方や家族連れの方が弁当を広げる姿などをよく見かける。

阿波連園地

渡嘉敷島の最南端、阿波連岬への遊歩道が整備された阿波連園地。渡嘉敷島に数ある景勝地の中でも最も景色のいい場所といっても過言ではないほどすばらしい眺めに出会うことが出来る。
特に岬の先と言うこともあり視界が大きく開けており、エメラルドグリーンの海が視界いっぱいに飛び込んでくる。

アラン展望台

港の見える丘展望台の南にある海の見渡せる展望台。天気のいい日には沖縄本島までも見ることができる。
渡嘉敷島の東海岸が一望できるこの展望台からは、クジラ海峡とも呼ばれる渡嘉敷島らしくここでホエールウォッチングを行う観光客も多い。ホエールウォッチング用の双眼鏡も完備されている。

港の見える丘展望台

フェリーターミナルから最も近い展望台。渡嘉敷集落が一望でき、名前の通り港に入るフェリーや高速船を眺めることが出来る。
ケラマ諸島に数ある展望台はそのほとんどが海や遠くの島々を眺めるように作られているが、この展望台は眼下に広がる渡嘉敷の集落を眺められる所がユニークである。沖縄離島の集落ながら、意外に赤瓦の家はほとんどないことに驚かされる。