高良家

阿嘉島の隣、慶留間島に位置する旧家高良家。国の重要文化財にも指定されている赤瓦の美しい伝統的な旧家だ。
琉球王府時代末期に、公用船の船頭職を務めた仲村渠雲上が建築したと言われ、地元では船頭殿とも呼ばれている。

シロの像

映画「マリリンに逢いたい」で、恋人(恋犬)マリリンに会うためにここ阿嘉島から隣の座間味島まで泳いで渡った島の英雄、シロの像。

「恋人マリリンに逢うため、阿嘉島から座間味島までの3キロの海峡を、泳いで渡った雄犬シロの恋物語は、多くの人々の心に愛と感動を与え、1988年、映画”マリリンに逢いたい”を通して座間味村の海と自然を全国に広めました。2000年11月26日、17歳(人間だと80歳以上)で亡くなったシロの志を慎み、その功績を永遠に残すために、全国から寄付を募りこの記念碑を建立いたしました。」記念碑より

※誤情報の指摘を受け、文中の誤字を修正いたしました。ご指摘ありがとうございました。

慶留間大橋

阿嘉島の南、阿嘉大橋を渡った先の慶留間島とそのさらに南に位置する外地島を結ぶ橋。もともとは外地橋という名前だったらしいが、阿嘉大橋の完成と共に改名し今の慶留間大橋になったとのことである。
阿嘉大橋ほどのインパクトはないが、この橋の場合、橋の下を流れる海が信じられないぐらいに美しい。透明度の高さと海の深さがそれほどないこともあり、海の底がはっきりと見える。泳いでいる魚はまるで宙を舞っているかのよう。
もうひとつ、この橋の魅力は橋の上から眺める慶留間小中学校。日本で最も美しい場所に建つ学校ではないだろうか。エメラルドグリーンの海に面した校庭は映画のひとシーンのようだ。

阿嘉大橋

阿嘉島と慶留間島の間に架かる阿嘉大橋。フェリーや高速船で阿嘉島に到着するとまずはじめに目にするのがこの阿嘉大橋ではないだろうか。
コバルトブルーの景観に合うよう、緩やかにカーブした形が美しいコンクリートバランスドアーチ橋。橋のたもとから見上げるそのフォルムも美しいが、一番のオススメは橋の上からの眺め。下を流れる海流はどこまでも透明で、運が良ければ悠然と泳ぐウミガメに出会うことも出来る。

中岳展望台

阿嘉島のほぼ中央に位置する中岳展望台。特徴的なのは展望台までの道のりで、草木の生い茂る林の中を結構歩きます。足下には落ち葉も広がり、トレッキング好きには楽しいかもしれません。
展望台自体は高床式になっているので視界が広く、隣の慶留間島から遠くは渡嘉敷島、座間味島までケラマ諸島が一望できます。