集落の家並み

集落の家並み

国の重要伝統的建造物群保存地区に指定されるほどの渡名喜島の集落。そこはまさに沖縄の伝統文化が今なお残る心癒される集落だ。風よけのために掘り下げられた敷地、シーサーと赤瓦の屋根、フクギ並木、そして白砂の路地のコントラストが本当に美しい。

この掘り下げられた敷地は、もともと風の強い渡名喜島の環境下で生活するために先人達が編み出した渡名喜島伝統の建築法である。敷地は集落の路地よりちょうど階段3〜4段分ほど掘り下げられており、路地を歩いていると赤瓦の屋根がちょうど目線の高さにあり、なんとも不思議な感じである。

おすすめポイント

集落自体は周囲2kmにも満たないほどの小さなものなので、とくに目的地など決めず気ままに散策するのがオススメ。ユニークなシーサーやフクギのトンネルなどいろんな所に見所があるので、自分のお気に入りの場所を探すのも楽しい。 いくら珍しいから、写真を撮りたいからと行って他人の敷地内に勝手に入るのはもちろんやってはいけない。保護地区とはいえ実際に人の住んでいる家がほとんどなので、もし家の方が見えたら挨拶を忘れないようにしたい。

アクセス

特に決まった道順などはない。好きなようにのんびり楽しみながら散策したい。役場前の村道一号を東に向かい、気の向いた路地の中に迷い込んでみよう。

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