久米島の概要

久米島の概要

久米島について

久米島の位置
久米島の位置

沖縄本島の西約100kmに位置する久米島。何十もの小さな島々からなる沖縄県の中では、沖縄本島、西表島、石垣島、宮古島に次ぐ5番目に大きな島で(人口では4番目)、島全体が県立自然公園に指定されている自然の美しいところです。最近では「東北楽天イーグルス」がキャンプ地として利用していることもあり、どこかで名前を聞いたことのある人は多いかも知れませんね。

久米島の地形は起伏に富み、島北部にある宇江城岳、南東部にはアーラ岳があり、眼下に広がる珊瑚礁を眺める絶好の景勝地となっています。また農業に適した土地ではサトウキビの栽培が盛んで、青い空とそこに広がるサトウキビ畑のコントラストはまさに沖縄の風景そのものです。

最近では農業や漁業の他にも、観光や海洋深層水などの島の特産品を使った商品開発などが盛んで、日本各地から訪れる観光客のみならず、海外からも多くの方が訪れるようになりました。特に久米島は、沖縄本島、石垣島、宮古島と並び、夏場には「東京直行便」が就航することが観光の強みで、沖縄独特の文化や美しい観光資源が今なお残る小さな島に、東京から飛行機一本で遊びに行けるのは久米島だけの特典かも知れません。

もちろん、沖縄本島からは日に何本もの定期便が飛んでおり、たった20分で本島と久米島を結びます。フェリーを使えば約4時間、「沖縄大好きだけど、今度は離島にも足を伸ばしたい」という方にはまさにうってつけの島ではないでしょうか。

みなさんもこのホームページで久米島のいろいろな景色に出会ってみて下さいね。

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久米島の観光名所

久米島自慢と言えばやはり真っ先に思い浮かぶのが真っ白な砂浜、エメラルドグリーンの海、島をぐるっと囲んだ珊瑚礁とそこに住むカラフルな熱帯魚たち。海が一番の観光資源です。

その中でも「はての浜」の美しさは絶品。久米島の沖合にある砂浜だけで出来た「砂浜の無人島」で、真っ白な砂浜が何キロにも続きます。そして水に足を浸せば色とりどりの珊瑚と熱帯魚がみなさんをお出迎え。映画の撮影や楽曲のPV撮影が行われるほどの美しさが自慢です。

仕事で疲れた体を癒やしたい方には、「バーデハウス久米島」でのスパ&マッサージなどはいかかでしょうか。 透けるように青い海を眺めながらのんびり浸かる海洋深層水のスパと、極上のマッサージを体験すれば心も体もリフレッシュ間違いありません。

久米島にはいくつもの観光スポットがありますが、ぜひ一度このホームページの観光スポット案内をのぞいてみて下さい。360°パノラマムービーがあなたをインターネットの久米島へご案内します。

はての浜
はての浜

上江洲家
上江洲家

久米島ウミガメ館
久米島ウミガメ館

アーラ浜の夕日
アーラ浜の夕日

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久米島の気候

年間平均気温が20度を超す久米島は亜熱帯気候のとても暖かい島です。夏には日差しも強くまさに南の島独特の気候を満喫することができます。その一方、周りが海で囲まれていることもあり日中の最高気温が30度を大きく超えるようなことは少なく、夏でも日陰に入れば心地よい風が吹いてきます。

ところで常夏なイメージの強い沖縄ですが、冬には最低気温が15度を切ることも珍しくなく、九州以北に比べれば暖かいことは事実ですが、その時期に海水浴をするのはちょっと無理。「海を楽しめない旅行はちょっと・・・」と思われる方はやはり4月~10月の間に島を訪れることをお勧めします。

そして夏に海で泳ぐなら紫外線対策はとっても重要。「よーしっ、真っ黒に日焼けするぞっ」と意気込んでいるあなたも、夜には肌がひりひりして眠れないという悲しい結果に・・・。日焼けをしたくない人はもちろん、したい人も正しい紫外線対策に取り組みましょう。

久米島の気温変化
久米島の気温変化

ところで、沖縄に遊びに来られる方の中には台風を心配される方も多いようです。そこで実際にはどの程度の確率で台風が来るのかグラフを使って紹介します

下のグラフは、久米島へ台風が接近する月間平均個数を表したものです。「接近する」とは台風の中心が久米島から半径300kmの圏内を通過することだと気象庁では定義しています。

このグラフから、一番台風の多い8月にはほぼ1回程度台風が久米島に近づいていることが分かります。また5月・6月や10月・11月には台風の接近個数もグンと減り、この時期の台風は勢力が夏場に比べて比較的弱いことも考慮に入れると、この時期の旅行で台風を心配する必要はそれほどないようです。

やはり、注意すべきは7月・8月・9月です。しかし闇雲に台風を心配してもはじまりません。また、このグラフで示された個数は「台風の接近個数」であることも考慮に入れましょう。どんなに勢力が弱い台風でも、300km圏内に入れば「接近」としてカウントされています。300km圏内だと実際には「強風域」にすら入らない場合があることも頭に入れておかなければなりません。このグラフは、台風接近の個数に注目するのではなく、月別の接近傾向として参考にしましょう。

それでは、実際にはどの程度の台風が久米島に被害をもたらしているのでしょうか。沖縄気象台のデータからは毎年平均2~2.5個程度の台風(接近数3.6個に対して)が久米島を強風域に巻き込んでいることが分かっています。また、ひとつの台風によって久米島が強風域に入っている時間は平均約40時間(2日弱)程度です。これが実際の台風による影響と言えるのではないでしょうか。

台風の接近個数
台風の接近個数

毎年 (2.5個の台風)×(2日間の強風域圏内)=約5日間

この毎年平均5日間が台風の影響を受ける日数と言えるのではないでしょうか。

夏の沖縄旅行で心配な台風。台風が発生する可能性のある5月~11月までの210日中5日間。確率で言えば心配するほど高くないと思うのは少し楽観的すぎるでしょうか。しかしせっかくの沖縄旅行、どうしても台風とかち合うことだけはさけたいとお考えなら、7月・8月・9月の3ヶ月間をあなたの旅行計画から外すことを検討しましょう。オススメは6月末。梅雨明け宣言直後の沖縄旅行が一年中でベストシーズンです。

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