粟国島の概要

粟国島の概要

粟国島について

粟国島の位置
粟国島の位置

粟国島は、沖縄本島那覇市の北西約60kmに位置し、周囲12km程度の小さな島です。近くに島はなく、久米島やケラマ諸島とは、地図上で大きな三角形を形作っているのが特徴です。島では牧畜が盛んで、島の西部には草原が広がり小さな牛小屋をいくつも目にすることができます。

ところで、粟国島と言って真っ先に思い浮かぶのはやはり映画「ナビィの恋」ではないでしょうか。79歳のナビィおばぁが60年の歳月を越えて心に抱く大恋愛物語。今では沖縄を舞台にしたドラマや映画が当たり前の日本ですが、この「ナビィの恋」がその火付け役となったのかもしれません。その撮影が行われた粟国島には今でも大勢のナビィファンが訪れ、心に残る「ナビィ別れの浜」や、ブーゲンビレアの鉢植えのあった「ナビィの家」に足を運びます。

粟国の塩工場
粟国の塩工場

また、もうひとつ粟国島の名前を全国に知らしめたのが「粟国の塩」です。健康ブームの追い風に乗り、沖縄発の天然塩としてその名を轟かせました。粟国島の北部には「塩工場」があり、自由に見学をすることができますのでぜひ訪れてみて下さい。竹を使った自然の乾燥室や天日塩を作る天日室など、手作りの塩作りを間近で見ることができます。

粟国島はダイビングで有名なケラマ諸島や、東京からの直行便も就航している久米島ほどの知名度はありませんが、「ナビィの恋」のロケが行われたほどのどかで、素朴な島の雰囲気が残る沖縄らしい離島です。もちろん、ナビィファンは絶対に外せない島ですね。

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粟国島の観光名所

ウーグの浜
ウーグの浜

沖縄離島の定番といえば、もちろんどこまでも白い砂浜と真っ青な海。粟国島にも「ウーグの浜」と呼ばれる美しいビーチがあります。特徴はその広い広い砂浜。真っ白な砂浜がどこまでも続いています。もちろんシャワーやトイレなどの設備も整っているので粟国島に遊びに来た時には迷わずここで海水浴!

ナビィの家
ナビィの家

そしてナビィファンはここは外せませんね。それは映画「ナビィの恋」が撮影されたロケ地の数々。「ナビィの家」にはじまり「ナビィ別れの浜」「おじぃの畑」「ナナコが飛び込んだ港」などなど、分かる人にしか分からない(^^;)ファン必見の場所が島内各地に点在しています。

また意外と知られていない粟国島のスポットといえば「洞寺(てら)」と呼ばれる鍾乳洞。粟国島北東部に位置する名所ですが、鍾乳洞内にはセンサーで作動する照明も完備されており懐中電灯などの明かりを用意しなくても気軽に訪れることができます。真夏でもまるで空調が効いているかのような涼しい鍾乳洞に足を踏み入れると不思議な形をした鍾乳石が姿を現します。ただ、ここは島内でも神聖な場所となっているので地元の方に迷惑をかけないよう訪れたい場所ですね。

マハナ展望台の星空
マハナ展望台の星空

そして最後に誰にも教えたくない穴場スポットを紹介します。それは「夜のマハナ展望台」。サンセットスポットとして有名なマハナ展望台ですが、本当にすごいのは夕日の沈んだその後。暮れなずむ東シナ海の空にポツリポツリと星が瞬きはじめ、ついには満天の星空が姿を現します。きれいな夕日に満足せず、ぜひもう少し展望台でくつろいでみて下さい。一生の思い出に残る星空に出会えることでしょう。

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