阿嘉島の概要

阿嘉島の概要

阿嘉島について

阿嘉島の位置
阿嘉島の位置

阿嘉島は、沖縄本島の西約40kmの海に点在し、大小20の島々で形成されるケラマ諸島のうち最も西にある有人島です。阿嘉島(あかじま)の南に連なる慶留間島(げるまじま)外地島(ふかじじま)とはでつながれ、車での行き来が出来るのが特徴です。人口は阿嘉島、慶留間島を合わせても400名程度と少なく、渡嘉敷島や座間味島といったケラマ諸島の他の島々に比べても小さな島です。

しかしその反面、島には沖縄の田舎らしい素朴な雰囲気が今なお残されており、特に慶留間島に赤瓦の美しい旧家「高良家」や、海沿いの学校「慶留間小中学校」の眺め、のんびりした雰囲気の集落など、観光地化されていない素朴な島生活を感じることができます。

交通の面では、外地島にはケラマ諸島唯一の空港があり、現在も沖縄本島那覇空港からのシャトル便が就航しています。また座間味島との共同の高速船、フェリーも就航しており、沖縄本島からの日帰り観光も可能となっています。

シュノーケリングで有名な ニシ浜
シュノーケリングで有名な ニシ浜

阿嘉島は、知名度の面では渡嘉敷島・座間味島に若干劣りますが、「阿嘉島の海が一番きれい」「この島が沖縄の離島で一番好き」と言う沖縄ファンの多い沖縄通好み島です。特に阿嘉島ニシ浜でのシュノーケリングは人気が高く、ダイビングをしなくても様々な熱帯魚が見られることでも有名です。

「海がきれいで素朴な島が好き」、そんなあなたは迷わず阿嘉島へ行きましょう。

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阿嘉島の観光名所

慶留間(げるま)島へとつながる橋 阿嘉大橋
慶留間(げるま)島へとつながる橋 阿嘉大橋

阿嘉島の魅力と言えばなんと言っても阿嘉島を代表するビーチ、「ニシ浜」。美しいサンゴ礁と色とりどりの熱帯魚に出会えるそのビーチは、シュノーケリングはもとより隣の座間味島からダイビングの船をも呼び込む人気を誇ります。またここまで美しいビーチでありながら極度に観光地化されることを嫌い、ジェットスキーなどの派手なマリンレジャーをあえて呼び込まない阿嘉島らしい雰囲気を持つイチオシのビーチです。

もうひとつ、阿嘉島にしかないオンリーワン、それは沖縄本島から船で来ると一番最初に目にするもの、そう「阿嘉大橋」です。この橋はその美しい景観でももちろん有名ですが、一番のお気に入りは阿嘉大橋の上から見下ろす阿嘉島の海。あまりの透明度に橋の下を泳ぐ魚、エイ、ウミガメがまるで宙に浮いているかのような錯覚に陥るほどその眺めは最高です。

旧家 高良家
旧家 高良家

またこの阿嘉大橋を渡った先にある慶留間島には沖縄独特の屋敷構えを今なお残す旧家、「高良家」があります。国の重要文化財にも指定されているこの赤瓦の美しい旧家は、琉球王府時代末期に公用船の船頭職を務めた仲村渠雲上が建築したと言われる建物です。レンタサイクルならサイクリングを楽しみながら訪ねてみるのもいいかもしれません。

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